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  うちの派遣は
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無理をしない。させない。

パキスタン赴任中のHさんが現地で体調が良くないと連絡があったのは17日前。

激しい腹痛で緊急搬送され、薬は処方されたものの体調が回復しないとのこと。

「もう少し様子をみてみます。」

お金に頓着のないHさんの、給与のことではなく、現場の仕事の進捗状況を心配しての発言だった。

「すぐに帰国してください。」

弊社海外派遣担当役員の返答には迷いがない。

派遣先の現場も大変理解があり、Hさんは2週間前に緊急帰国となった。

結果、とても重い膀胱炎の類で現地で処方された抗生物質を服用していたのはよかったけれど

あのままでは完治はなかっただろうとのこと。

適切な治療を受けて

緊急帰国してから2週間の明日、Hさんはパキスタン着任のために機上の人となる。

海外派遣担当役員曰く

体調にしろ、人間観関係にしろ、様子をみるということをして良い結果が出たことがない。

「つらい」状況が生じたその時に、具体的な動きをしなくては解決できない。

なるほど

その通りだと思った。

私は雇われる立場しか経験がないから

忙しい現場の仕事を滞らせることに躊躇したHさんの気持ちが

痛いほどよくわかる。

でも同時にHさんは、日本から離れた国で激痛が襲う状況が

とても不安だったと打ち明けてくれた。

そんな時に帰国を即決し、命令してくれる上層部は

社員の身体はもちろん、心もケアすることになる。

もともと海外赴任経験が豊富なHさんだからこそ、たった2週間での復帰となったのだけれど

経過をみていた女子社員自身がこの上層部の元で働くことに

安心感を持った。

大いに持った。

体調、人間関係、辛い状況になった時

社員は無理をせず上層部に相談するのが一番だ。

上層部は、少なくとも弊社の上層部は、会社が何らかの無理を担うことになっても

社員に無理をさせず

かつ一番効率的に仕事がすすむように判断してくれるのだから。

写真は、緊急帰国の際に時間がタイトで

女子社員が羽田でHさんの荷物を預かり、とにかく国内線乗り継ぎをしてもらったときのもの。

とても優秀で優しくておおらかなHさんは

体調が悪いにもかかわらず、この時もいつもの笑顔で接してくれた。

たった2週間の日本滞在で良くなって、本当に良かった。

Hさん、いってらっしゃい!

元気でご安全に!

そして、ご無理をなさらずに!!