栗田 顕弘
37歳
海外勤務を希望して入社。すぐに”現実”にしてくれました。
- カワノに入社する前の前職と転職のきっかけを教えて下さい。
- 地元茨城県の建設会社で働いていました。地元で働いているうちに、この仕事を海外でしてみたいという希望が芽生え日に日に膨らんでいきました。そんな時に求人サイトを見て、海外での仕事でも実績があるカワノが目に留まり即応募しました。
- すぐにアルジェリア民主人民共和国に行かれていますね?
- 最初から海外希望ということを伝えていたので、海外で働きたいと言う希望はすぐにかないました。プロジェクトが僕の年齢や経験分野にあっていたのが幸運だったこともありますが、カワノは常に海外プロジェクトにむけての営業も国内と同じように努力していますからそのおかげだと思っています。
- アルジェリアではどういうお仕事をなさったのですか?
- アルジェリア東西高速道路建設工事(東工区)という日本の建設会社による海外工事では最大級のプロジェクトでした。全長1200㎞のうち400kmの土木施工管理をしました。
- 赴任期間が長かったですが、肉体的や精神的な負担はありませんでしたか?
- 丸々4年でしたから長かったですねー。食べ物は宿舎にちゃんとした料理を作ってくれるシェフがいたので不満はなかったのですが、やはり米はあまり出てこなかったので、最初の1ヶ月月はやせました。まぁ、慣れるとすぐに戻ってしまいましたけれど。 半年に1度は会社の費用で帰省させてもらってましたし、社長や海外担当役員がメールや電話、ラインで頻繁に連絡をくれたので、寂しいということはまったくありませんでした。
- アルジェリアの後も色々な国に行かれていますが、危険を感じるようなことはないですか?
- タイ・スリランカなどに赴任しましたが、どこの国でも身の危険を感じたことはありません。実際アルジェリアで深刻な事態になったこともありますが、軍や警察が現場を守ってくれるので安心して仕事していました。
- そろそろ国内でのお仕事で、と言うお考えはありますか?
- 海外の仕事がある限り行きたいです。海外手当ては赴任先によって変わりますが、僕はお金のことはそんなに重要ではないんです。できれば観光旅行では行けないような国で働きたいです。今までで一番の思い出は元請け会社の社員さんたちとアルジェリア旅行をしたことですから。カワノの海外担当役員が僕と同じタイプで面白い国のプロジェクトをとってきてくれるからワクワクします。
- 給与は関係なく働いていらっしゃるのは私達にも伝わってきます。でも、といってはなんですが一戸建ての自宅を新築なさいましたね?
- そうですね。昨年、銀行の住宅ローンを組んで建てました。カワノの経営に不安もないですから。僕は海外ばかりでなかなか新居に住めませんが、やっと親孝行できたかな、と思っています。
- 最後にカワノへの希望をお聞かせください。
- とにかくどこの現場にいても社長がマメに連絡をくれるので、気を遣ってもらっていると感じながら安心して働けます。海外担当役員はどんな海外の現場にもお土産のカップラーメンをダンボール詰めして、かついできてくれるんです。その姿は今や元請けさんや他の派遣会社からの社員の間で名物になっています。この雰囲気をずっと持ち続けてほしいです。